RUNTEQの卒業要件を調べると「卒業試験に合格すれば卒業」「1,000時間勉強すれば卒業」など複数の説明が見つかります。しかし、2026年9月時点では古いカリキュラムの情報と、2025年10月の全面リニューアル後の情報が混在しているため注意が必要です。
現在の公式公開情報で具体的に確認できるのは、Web開発スタンダードコースの専門実践教育訓練給付制度上の「修了認定基準」として、導入STEPから応用STEPまでの全カリキュラムを終えること、卒業制作でWebアプリケーションのMVPをリリースすることです。一方、一般の「卒業認定」の条件がこの2点だけだとする最新の公開ページは確認できませんでした。入学時期やコースによって条件が変わる可能性があるため、最終的には入学予定期の卒業認定条件をRUNTEQへ確認するのが安全です。
特に専門実践教育訓練給付金を使う人は、単に卒業できるかだけでなく、申請した受講期間内に修了認定基準を満たせるかが重要です。受講期間内に卒業認定を取れない場合のサービス終了や、有料延長と給付金の関係まで含めて判断しましょう。
RUNTEQ(ランテック)

- 約1,000時間の実践カリキュラムでWebアプリ開発を学ぶ
- 卒業制作で企画からMVPリリースまで経験できる
- 入学予定期の卒業条件を無料カウンセリングで確認できる
※情報確認日:2026年10月18日
RUNTEQの卒業要件は?2026年9月時点で確認できる結論
この記事を読んでわかること
- 2026年9月時点で公式情報から確認できるRUNTEQの修了認定基準
- 「卒業試験に合格すれば卒業」という古い情報をそのまま信じないほうがよい理由
- 9ヶ月前後の受講期間に卒業認定が間に合わない場合に起こること
- 専門実践教育訓練給付金を使う人が卒業期限を特に重視すべき理由
- 入学前に無料カウンセリングで確認しておくべき卒業条件と学習計画
RUNTEQには現在、Web開発スタンダードコースとPython×AIコースがあります。公式FAQでは、未経験者を想定して9ヶ月間かけて基礎から実践まで学ぶ構成と説明されています。一方、公式トップページでは学習期間を5〜9ヶ月、学習時間を1,000時間と案内しており、進度やコースによって学習の進み方には幅があります。
「1,000時間」はRUNTEQが示している学習ボリュームの目安ですが、公開資料上で「累計学習時間が1,000時間に達すること自体」が卒業認定条件として示されているわけではありません。卒業要件を考えるときは、学習時間と認定条件を分けて考える必要があります。
Web開発スタンダードコースで公式確認できる修了認定基準
RUNTEQが公開している専門実践教育訓練給付制度の案内資料では、Web開発スタンダードコースの修了認定基準として次の2点が明記されています。
- 導入STEPから応用STEPまでのすべてのカリキュラムを終了していること
- 卒業制作においてWebアプリケーションのMVPをリリースしていること
ここで重要なのは、この資料が示しているのは専門実践教育訓練給付制度における「修了認定基準」だという点です。RUNTEQの一般的な卒業認定と実質的に重なる部分はあると考えられますが、公開情報だけから「現在の全コース・全入学期の卒業要件は必ずこの2点だけ」と断定するのは避けるべきです。
判断ポイント:「卒業要件を知りたい」という場合、まず自分が申し込むコース名と入学予定日を決め、その期に適用される卒業認定条件を確認してください。カリキュラム更新が多いスクールでは、数年前の体験談より入学予定期の案内が優先です。
「卒業試験に合格すれば卒業」は現行条件として断定しない
検索すると「RUNTEQは卒業試験に合格すれば卒業できる」という説明が見つかります。これは根拠のない話ではありません。RUNTEQは2022年3月期から中間試験と卒業試験を導入すると公式発表しており、当時の卒業試験には課題発見から提案・実装までを行う内容や、新規サービスの企画・画面設計・ER図設計などが含まれていました。
ただしRUNTEQはその後もカリキュラムを更新し、2025年10月には学習順序や内容を全面的にリニューアルしています。現在の専門実践教育訓練給付制度資料に記載された修了認定基準には「卒業試験への合格」という表現がなく、導入STEP〜応用STEPの完了とMVPリリースが示されています。したがって、2022〜2024年頃の記事にある卒業試験の説明を、2026年の入学者へそのまま適用するのは安全ではありません。
これは「卒業試験が現在は絶対に存在しない」という意味でもありません。公開情報で確認できない部分を推測せず、カウンセリングで「私が入学する期では、卒業認定のために試験合格が必要ですか」と具体的に聞くのが確実です。
Python×AIコースはWeb開発スタンダードと同じ要件だと決めつけない
2026年9月時点のRUNTEQにはPython×AIコースもあります。公式情報では、PythonやAIを使ったWeb開発・データ活用などを学び、卒業制作としてサービス開発にも取り組むことが案内されています。しかし、Web開発スタンダードコース向けの専門実践教育訓練給付制度資料を、そのままPython×AIコースの卒業要件として扱うことはできません。
また、公式FAQではPython×AIコースは専門実践教育訓練給付制度の対象に含まれないと明記されています。給付金の修了認定基準とスクールの卒業認定を混同しないためにも、Python×AIコースを検討している人は「卒業制作の到達基準」「必須カリキュラムの範囲」「試験の有無」を別途確認しましょう。
RUNTEQ(ランテック)

- 約1,000時間の実践カリキュラムでWebアプリ開発を学ぶ
- 卒業制作で企画からMVPリリースまで経験できる
- 入学予定期の卒業条件を無料カウンセリングで確認できる
RUNTEQで卒業認定を取るまでの流れ
RUNTEQの学習は、単に動画を視聴して終える形式ではありません。現在の公式カリキュラムでは、基礎学習から実践学習へ進み、最後に自分で企画したWebアプリケーションを開発する流れが示されています。卒業条件だけを最短で満たそうとするより、「必須カリキュラムを進めながら、自力でアプリを形にできる状態へ近づく」と捉えたほうが実態に合います。
1. 導入・入門・基礎で開発の土台を作る
2025年10月のリニューアルでは、導入・入門・基礎の各STEPに学び方ガイドが追加されました。RUNTEQは課題解決型の学習を採用しており、インプット後に自分でコードを書き、自動レビューなどを使いながら進めます。2026年1月にはAI自動コードレビューも導入され、エラーの原因や解決までの考え方を学ぶ仕組みが強化されています。
専門実践教育訓練給付制度の資料では、受講認定基準として「導入STEPから基礎STEPまでの全カリキュラムを修了していること」が示されています。給付金を利用する場合は、最終的な修了だけでなく途中時点の進捗も意識する必要があります。
計画のコツ:卒業制作に時間を残すには、序盤の遅れを「最後に取り返す」前提にしないことが重要です。エラーで数日止まることを前提に、週単位で進捗を見直しましょう。
2. 応用STEPまで必須カリキュラムを終える
Web開発スタンダードコースの給付制度上の修了認定では、導入STEPから応用STEPまでのすべてのカリキュラムを終了することが求められます。つまり、卒業制作だけ完成させればよいわけではありません。基礎・応用の課題を残したまま卒業制作だけ先に進めても、修了認定基準は満たせないと読めます。
一方、RUNTEQ Advanceは任意の発展カリキュラムとして案内されています。AI、React、PHP/Laravel、Docker、セキュリティなど幅広い教材がありますが、公式が「任意」と明示しているため、すべてを終えることを卒業要件だと考える必要はありません。卒業後もカリキュラムを利用できるため、必須課題と任意学習を混ぜないことが期限管理のポイントです。
3. 卒業制作でWebアプリのMVPをリリースする
Web開発スタンダードコースの修了認定基準で、必須カリキュラム完了と並ぶもう一つの条件が卒業制作のMVPリリースです。MVPは一般に「Minimum Viable Product」の略で、ユーザーに価値を届けられる必要最小限の機能を備えた初期版を指します。
RUNTEQの卒業制作は、サービスのアイデアを考え、機能を企画・設計し、開発して公開し、運用・改善につなげる実践型です。ここで注意したいのは、「すべての理想機能を実装して完成品にすること」と「MVPをリリースすること」は同じではない点です。卒業期限が近いのに追加機能へ時間を使いすぎると、本来必要な公開まで間に合わないリスクがあります。
ただし、公開資料だけでは「MVPとして最低何機能必要か」「どのレビューを通れば卒業認定になるか」といった詳細基準までは確認できません。機能数や審査方法を推測で決めず、受講開始後の最新ルールに従ってください。
失敗回避:卒業制作では「あると良い機能」と「MVPに必要な機能」を分けて管理すると、期限超過のリスクを下げやすくなります。まず公開可能な最小構成を作り、その後に改善する順番が現実的です。
卒業生の声から分かる傾向:難易度と学習量を注意点として挙げる声がある一方、自走力やコミュニティを卒業までの支えとして評価する声もあります。
カリキュラムが簡単ではないので、誰でも卒業できるわけでないと思います。プログラミング学習の挫折率が9割という話もあるように、それ相応の努力や覚悟、勉強量がないとやり遂げられないと感じました。
出典:RUNTEQ公式卒業生インタビュー(岩崎さん)
誰でも簡単に終えられる内容ではないという注意点が伝わる一方、卒業要件は学習量を計画的に積み上げる前提だと分かります。短期間で楽に修了したい人より、期限から逆算して学べる人に向きます。
RUNTEQの課題は与えられた要件をもとに自分の頭で考えないと解けないので、その過程でエンジニアに必要な自走力や質問力が身に付いたなと感じました。
出典:RUNTEQ公式卒業生インタビュー(Funnaさん)
自分で調べて質問する過程を前向きに受け止められる人は、必須課題の完了を自走力の訓練につなげやすいでしょう。答えだけを受け取りたい人は、学習方法との相性を確認してください。
同じ勉強をしている人がいる環境は貴重ですし、おかげでモチベーションを維持することができました。RUNTEQのコミュニティは本当に活発で、色々な情報を発信してくださる方がたくさんいます。
出典:RUNTEQ公式卒業生インタビュー(白石さん)
同じ目標を持つ人とのつながりが継続の助けになった例です。孤独な学習で止まりやすい人はコミュニティを活用し、進捗を共有できる環境を作ると卒業まで続けやすくなります。
受講期間内に卒業できないとどうなる?延長・サービス終了を確認
RUNTEQを検討するうえで、卒業要件そのものと同じくらい重要なのが「期限までに要件を満たせなかった場合」です。公式FAQでは、受講期間終了時点で卒業認定を取得していない場合、卒業日の翌日からRUNTEQのサービス提供が終了すると案内されています。
卒業認定を取った人は、卒業後もカリキュラムやコミュニティ、イベント、条件付きの就職サポートを利用できます。反対に、認定を取れないまま受講期間が終わると「卒業後も学び続けられる」というメリットを受けられないため、期限は形式的なものではありません。
1ヶ月だけ有料延長プランがある
公式FAQによると、受講期間内に卒業が間に合わない場合は1ヶ月間のみの有料延長プランが用意されています。以前の記事には「延長できない」と書かれているものもありますが、2026年9月時点の公式FAQでは有料延長が明記されています。検索結果の古い説明より現在のFAQを優先してください。

ただし延長を最初から前提にするのはおすすめできません。延長できる期間は1ヶ月だけなので、大幅に進捗が遅れた状態から立て直すには短いからです。さらに給付金利用者には、より大きな注意点があります。
専門実践教育訓練給付金を使う人は延長すると対象外になる
RUNTEQの公式FAQは、1ヶ月の延長プランを利用すると専門実践教育訓練給付金の給付対象外になると明記しています。給付金を使う予定の人にとっては、「追加料金を払えば1ヶ月延ばせるから大丈夫」と単純には考えられません。
給付金を前提に資金計画を立てている場合、卒業・修了の遅れは学習スケジュールだけでなく実質負担額にも影響します。繁忙期、引っ越し、育児、資格試験など、学習時間が減る予定がすでに分かっているなら、入学日をずらす選択肢まで含めて検討したほうが安全です。
給付金利用者は要確認:「もし1ヶ月延長したら、自分の給付資格と支給額はどうなるか」を入学前にRUNTEQだけでなくハローワークにも確認してください。制度の最終判断をスクールの口コミだけで行わないことが重要です。
休学制度はなく、返金も基本的に対応していない
公式FAQでは、退学・休学の制度は設けていないと案内されています。また、返金についても基本的には対応していないとされています。長期の繁忙、家族の事情、体調以外の予定などで学習を止める可能性がある人は、入学時期を慎重に選ぶべきです。
つまりRUNTEQの卒業リスクを判断するときは、「難しいカリキュラムを解けるか」だけでなく、「受講期間中に必要な学習時間を継続して確保できるか」を見る必要があります。知識ゼロだから卒業できないというより、時間不足で進捗が詰まるリスクを入学前に減らすことが重要です。
給付金利用者は「卒業要件」と「修了認定基準」を分けて考える
Web開発スタンダードコースは専門実践教育訓練給付制度の対象コースです。ここで検索ユーザーが混同しやすいのが、RUNTEQ内部の卒業認定と、給付制度で必要になる受講・修了認定です。

6ヶ月時点の受講認定と9ヶ月後の修了認定は条件が違う
RUNTEQの給付制度案内では、受講認定基準は導入STEPから基礎STEPまでの全カリキュラムを修了していること、修了認定基準は導入STEPから応用STEPまでの全カリキュラム終了と卒業制作でのMVPリリースです。
また、6ヶ月目の支給申請時点で受講認定基準を満たせなかった場合でも、受講修了日の9ヶ月後のタイミングで修了認定基準を満たしていれば、まとめて支給申請できる旨が資料に記載されています。途中で遅れたら即座にすべての給付が不可能になる、と決めつける必要はありません。
ただし、給付制度は個人の雇用保険加入状況や過去の受給歴でも条件が変わります。RUNTEQの学習条件を満たすことと、自分自身が給付対象者であることは別問題です。申請期限や受給資格はハローワークで確認してください。
Python×AIコースは専門実践教育訓練給付制度の対象外
現在はRUNTEQに2コースあるため、「RUNTEQならどのコースでも最大80%給付」と理解すると誤りです。公式FAQと給付制度ページでは、Python×AIコースは専門実践教育訓練給付制度の対象外とされています。
給付金を使って費用を抑えることが最優先なら、学びたい内容だけでなく制度対象コースかどうかも比較軸にしてください。反対にPython・AIを中心に学ぶ目的が明確なら、給付対象外という理由だけでWeb開発スタンダードへ寄せるのも適切ではありません。目的と費用の両方で判断しましょう。
コース選びの順番:「給付金が使えるから」だけで選ばず、まず目指す職種・学びたい技術を決め、そのうえで対象制度を確認するとミスマッチを減らせます。
卒業認定を取ると何が変わる?卒業後のメリット
RUNTEQでは、卒業認定は単なる修了証のためだけにあるわけではありません。公式FAQによると、卒業認定を取得した人は卒業後も学習カリキュラムを無期限で利用でき、コミュニティやイベントにも継続参加できます。IT業界の変化に合わせてカリキュラムは更新され、任意のRUNTEQ Advanceも追加料金なしで学べると案内されています。

卒業後もカリキュラムを無期限で利用できる
エンジニア学習は就職したら終わりではありません。実務で必要になった技術を復習したり、新しい分野を学んだりする機会があります。卒業認定後も教材へアクセスできることは、9ヶ月前後の受講期間だけで費用対効果を判断しなくてよい材料になります。
ただし「卒業後も使える」のは卒業認定を取得した人です。受講期間が終われば誰でも無期限利用できるわけではないため、この点でも期限内の卒業認定が重要です。
就職サポートは卒業後も利用できるが条件がある
公式FAQでは、卒業認定取得後も就職サポートを利用できると案内されています。ただし「就職サポートには条件がある」と明記されているため、卒業すれば無条件で全員が同じ支援を受けられるとは考えないでください。
さらに2026年に案内されたRUNTEQ AGENTについても、利用には卒業認定の取得が条件とされています。転職支援を重視してRUNTEQへ入る人ほど、卒業認定は「学校を終えるための条件」ではなく、その後のキャリア支援へ進むための入口と考えたほうがよいでしょう。
入学前に確認:転職支援が目的なら、「卒業後のサポート対象条件」「地方就職の扱い」「年齢や就職意思などの条件」を最新情報で確認してから申し込みましょう。
RUNTEQを9ヶ月前後で卒業するための学習時間を逆算する
RUNTEQの公式サイトは学習時間として1,000時間を掲げています。9ヶ月を約39週間とすると、1,000時間を確保するには単純計算で週25〜26時間ほど必要です。これは卒業認定条件そのものではなく、公式が想定する学習ボリュームから逆算した目安です。
週25時間なら、たとえば平日に1日2時間を5日で10時間、土日に合計15時間で到達します。平日の残業が多い人は、休日だけで穴埋めしようとすると負担が大きくなります。反対に離職中などで週40時間程度を安定して確保できるなら、序盤で余裕を作り、卒業制作や転職準備へ時間を回しやすくなります。
重要なのは、1,000時間を均等に消化できると考えないことです。環境構築や難しい課題で進まない週、卒業制作の設計を見直す週、仕事や家庭の事情で学習量が落ちる週は起こり得ます。入学時点で毎週の予定を100%埋めるのではなく、予備時間を持たせましょう。
学習時間に関する卒業生の声:退職して週50時間を置いた例、在職中に計画表や朝2時間を使った例があり、生活条件に合わせて学習枠を固定しています。
退職しての挑戦だったため、時間はいくらでも作れる状態でした。ただ、自分に甘えが出ないよう「週に最低50時間」は必ず勉強するという目標を課していました。
出典:RUNTEQ公式卒業生インタビュー(はらぺこメガネさん)
退職して時間を確保できる状況でも、週単位の最低学習時間を決めていた例です。自由時間の多さだけでなく、自分で学習量を管理できるかが重要です。
現職は辞めずに、働きながら学習をする選択をしました。Googleスプレッドシートで「学習計画表」を配布してくださったので、その通りに進めたことで、働きながらでも計画的にカリキュラムを終わらせる事が出来ました。
出典:RUNTEQ公式卒業生インタビュー(おかかチーズさん)
働きながらでも計画表に沿ってカリキュラムを終えた例です。仕事との両立を考える人は、入学前に曜日別の学習枠と繁忙期の代替時間を決めておくと現実的です。
朝早く起きて、始業前の2時間を学習に充てていました。ちょうどリモートワークが始まっていたので、通勤時間がない分、勉強時間をとりやすかったと思います。
出典:RUNTEQ公式卒業生インタビュー(久野さん)
始業前の固定時間を使った例です。夜にまとめて学ぶ以外の選択肢もあるため、自分が継続しやすい時間帯を見つけることが、受講期間内の修了へ近づくポイントです。
働きながらなら「平均」より最低確保時間を見る
「平均すると週25時間取れそう」でも、繁忙期に数週間ほとんど学べないなら卒業制作の時期にしわ寄せが来ます。入学前には、通常週の学習時間だけでなく、最も忙しい月でもどれくらい確保できるかを確認してください。
特に給付金利用者は有料延長が給付対象外につながるため、「最悪1ヶ月延長すればよい」という計画を立てにくいです。繁忙期が確実にあるなら、その期間を避けた入学日を選ぶほうがリスクを抑えられます。
卒業制作用のバッファを先に確保する
卒業制作は、アイデアを決めてコードを書くだけではありません。企画、画面設計、データ設計、実装、デバッグ、リリースなど複数工程があります。外部APIや新しいライブラリを使う場合は、想定外の仕様変更や技術的な詰まりも起こり得ます。
そのため「カリキュラムが終わった日から卒業日まで全部を卒業制作に使える」という計画ではなく、MVPを早めに公開し、残りの期間を改善へ回す設計が安全です。完成度を上げることと、卒業認定に必要な公開を間に合わせることを両立させましょう。
おすすめの考え方:卒業日は「開発を終える日」ではなく「認定に必要な手続きまで終えている日」と考え、MVPリリース目標はそれより前へ置いてください。
RUNTEQは卒業できない?卒業率の数字だけでは判断できない
「RUNTEQは難しい」「卒業できない人が多いのでは」と不安になり、卒業率を探す人もいます。ここで注意したいのは、非公式な体感値を公式の卒業率のように扱わないことです。
2026年5月にRUNTEQが公表した専門実践教育訓練指定講座の受講実績では、2025年4月1日〜2026年3月31日の入講者数619名、修了者数368名とされています。ただしRUNTEQ自身が「入講者数には卒業日を迎えていない学習中の方が含まれる」と注記しています。
したがって、368を619で割った数字をそのまま「RUNTEQの卒業率」とするのは不適切です。分母にまだ卒業判定の時期を迎えていない人が含まれているためです。卒業できる確率を知りたい読者にとって数字は魅力的ですが、条件がそろっていない統計から結論を出すと判断を誤ります。
卒業可能性を判断するなら、公開されていない卒業率を推測するより、自分が週25時間前後の学習量を継続できるか、難しい課題で止まったときに質問・技術面談を使えるか、卒業制作のための余白を残せるかを見るほうが実用的です。
数字の読み方:「入講者619名・修了者368名」は公式実績ですが、「卒業率○%」とは公表されていません。SNSや口コミの体感値も、参考情報と公式統計を分けて見ましょう。
入学前に確認したいRUNTEQ卒業要件チェックリスト
RUNTEQはカリキュラム更新が継続しているため、卒業要件をネット検索だけで完全に確定するのは難しい状態です。無料カウンセリングを使うなら、雰囲気や料金だけでなく、卒業条件を具体的に確認する場として活用すると入学後の「聞いていた条件と違う」を防げます。
- 自分が入るコース名と入学予定日
- その入学期の卒業認定に必須のカリキュラム範囲
- 中間試験・卒業試験など、合格必須の試験が現在あるか
- 卒業制作はどの状態まで進めれば卒業認定になるか
- MVPリリース後にレビューや追加条件があるか
- 卒業認定の申請締切は卒業日の何日前か
- 受講期間内に間に合わない場合の有料延長料金と申込期限
- 延長した場合に利用できなくなる制度・サポートはあるか
- 専門実践教育訓練給付金利用時の修了認定期限
- 卒業後の就職サポート対象条件
この中でも、試験の有無と卒業制作の判定条件は必ず確認したい項目です。古い記事では「中間試験・卒業試験あり」と説明されている一方、2025年10月の全面リニューアル後の公開情報では卒業要件として明示されていないためです。
また、口頭で確認した内容は自分でメモしておきましょう。「卒業認定」「給付制度上の修了認定」「就職サポートの利用条件」は似ていますが別の条件が設定される可能性があります。何の条件について説明を受けているのかを区別すると理解しやすくなります。
カウンセリングでそのまま聞ける質問:「2026年○月入学の○○コースについて、卒業認定を取るための必須条件を、カリキュラム・試験・卒業制作に分けて教えてください」と聞けば、古い情報との混同を防ぎやすくなります。
RUNTEQの卒業要件に関するよくある質問
1,000時間勉強すれば卒業できますか?
1,000時間はRUNTEQが公式に掲げている学習時間の目安ですが、累計時間だけで卒業認定されるとは確認できません。Web開発スタンダードコースの給付制度上の修了認定基準では、導入STEP〜応用STEPの全カリキュラム終了と卒業制作でのMVPリリースが求められています。時間を消化することより、必要な課題と成果物を完了することを優先しましょう。
卒業制作は必須ですか?
少なくともWeb開発スタンダードコースの専門実践教育訓練給付制度における修了認定基準では、卒業制作でWebアプリケーションのMVPをリリースすることが必要です。Python×AIコースについても公式ページで卒業制作が案内されていますが、認定条件の細部はコースごとに確認してください。
卒業試験はありますか?
2022年の公式発表では中間試験・卒業試験の導入が明記されています。一方、RUNTEQは2025年10月にカリキュラムを全面リニューアルしており、現在公開されている給付制度の修了認定基準では卒業試験合格の記載を確認できません。現行コースで試験が卒業認定に必須かどうかは、入学予定期についてRUNTEQへ直接確認してください。
卒業に9ヶ月以上かかったらどうなりますか?
公式FAQでは、卒業が間に合わない場合に1ヶ月間のみの有料延長プランがあると案内されています。ただし専門実践教育訓練給付金を使う人は、この延長プランを利用すると給付対象外になるとされています。延長せず卒業認定を取得しないまま受講期間が終わった場合は、卒業日の翌日からRUNTEQのサービス提供が終了します。
RUNTEQ Advanceも全部終わらせる必要がありますか?
RUNTEQ Advanceは公式に任意の発展カリキュラムとして案内されています。Web開発スタンダードコースの修了認定基準は導入STEP〜応用STEPの全カリキュラム終了とMVPリリースであり、Advanceをすべて修了することは公開された修了認定基準に含まれていません。卒業後も学べるため、期限が近い場合は必須課題を優先するのが合理的です。
卒業すれば必ず転職できますか?
卒業認定と転職成功は別です。RUNTEQは転職保証制度を設けていないと公式FAQで明記しています。卒業認定後も就職サポートを利用できますが条件があります。卒業をゴールにせず、卒業制作の改善、技術理解、書類・面接対策を継続することが必要です。
RUNTEQの卒業率は何%ですか?
2026年5月の公式公開実績には入講者数と修了者数がありますが、入講者にはまだ卒業日を迎えていない学習中の人が含まれると注記されています。そのため、この2つの数字を単純に割って卒業率とすることはできません。非公式記事の体感値を公式の卒業率として扱うのも避けましょう。
まとめ|RUNTEQの卒業要件は最新の入学期で確認し、期限から逆算しよう
RUNTEQの卒業要件について、2026年9月時点で確認できる公式情報と古い情報を分けて整理しました。最後に重要な結論をまとめます。
- RUNTEQには現在、Web開発スタンダードコースとPython×AIコースがある
- Web開発スタンダードコースの給付制度上の修了認定基準は、導入STEP〜応用STEPの全カリキュラム終了と卒業制作でのMVPリリース
- 1,000時間は学習ボリュームの目安であり、時間到達そのものが卒業条件とは確認できない
- 2022年の公式情報には中間試験・卒業試験の導入記載があるが、2025年10月にカリキュラムは全面リニューアルされている
- そのため「卒業試験に合格すれば卒業」と2026年の現行条件として断定しないほうが安全
- Python×AIコースの卒業要件をWeb開発スタンダードの給付制度資料から推測してはいけない
- 受講期間終了までに卒業認定を取れない場合、原則として卒業日の翌日からサービス提供が終了する
- 卒業が間に合わない場合は1ヶ月だけ有料延長プランがある
- ただし専門実践教育訓練給付金利用者は有料延長を使うと給付対象外になる
- 休学制度はなく、返金も基本的に対応していないため、入学前の時間確保が重要
- 卒業認定を取得すれば、卒業後もカリキュラム・コミュニティ・イベントなどを継続利用できる
- 就職サポートは卒業後も利用できるが条件があり、転職保証ではない
- 公式の1,000時間を9ヶ月でこなすなら週25〜26時間程度が一つの目安になる
- 公開された受講実績の入講者数には学習中の人が含まれるため、単純計算で卒業率を出さない
- 最終的な卒業認定条件は、入学予定日とコース名を伝えてRUNTEQへ最新情報を確認する
RUNTEQはカリキュラムを継続的に更新しているため、数年前の卒業生の体験談だけで現在の卒業条件を判断するのは危険です。特に「試験の有無」「卒業制作のMVP判定」「延長時の扱い」「給付金の修了期限」は、申し込み前に最新条件を確認しておきましょう。
週25時間前後の学習時間を安定して確保でき、Webアプリを自分で企画・開発して公開するところまで挑戦したい人なら、RUNTEQは検討候補になります。一方、長期的に週の学習時間を確保できない人や、給付金を使うのに受講期間中の繁忙が避けられない人は、入学時期をずらすか、学習期間の柔軟性が高い別の選択肢も比較してから決めるほうが失敗を避けやすいでしょう。
※本記事はプロモーションを含みます。年月、日時、価格・キャンペーン情報は確認時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。